ぺダリスト宣言!

  書店に行くとスポーツ雑誌コーナーで目に付くようになったのはランニングの本だ。「ダイエット」だの「美しく痩せる」だの女性向けが大半。確かに女性ランナーが増えてきているのは事実だし、スポーツ用品メーカーもファッショナブルなウェアを展開している。ランニングコースとしてメジャーな皇居周辺には女性専用の更衣施設まであるそうで、シャワーやパウダールームまで完備し、マイロッカーにシューズまで保管できるのだ。帰宅途中にサクッと走ってというのが流行りらしい。で、ランニングの本だけではなく、自転車の本も以前からすると随分増えた感がある。一昔前なら「バイシクルクラブ」や「サイクルスポーツ」ぐらいだったろうか。今なら月間、隔月間、季刊と様々ながらいろんな出版社から発刊されている。ツーキニスト、サイクリング、ポタリング、ロード、MTB、小径車などや必ずといってのカスタムまでジャンルは様々だが内容は似たり寄ったりかな。(雑誌はパラパラと捲って手元に置いておきたいモノだけ購入してます。)
  で、ある雑誌の書籍案内のコーナーに掲載されていた本が気になったので店内を新書の棚に移動して見つけたのが「ぺダリスト宣言! 40歳からの自転車快楽主義」斎藤 純 著(NHK出版生活人新書)です。氏がオートバイ乗りでありオートバイを題材にした小説やコラムの本を出版していたのは知っていましたし、何冊かは買って読んでいますが、彼が自転車に乗っているとは思いませんでした。「ぺダリスト」とは自転車の「ペダル」と旅行者「ツーリスト」を合わせた氏の造語なのだそうだ。40歳を過ぎてからの自転車乗り復活の経緯から自転車での旅の話まで楽しく読んだのですが、やはり考えさせられることは自転車を取り巻く交通環境のことです。これについてはまたの機会に。
  自転車が好きな諸兄なら一気に読破してしまえますよ。おすすめ本です。
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