シトロエン AX GT

  僕のカーライフの初めての相棒はシトロエン AX GTでした。社会人になって3年経ち、そろそろマイカーでもと雑誌片手にあれこれ検討した結果、候補に残ったのがプジョー205GTI、フィアットパンダ、アウトビアンキA112アバルト、そしてシトロエンAX GTの4台だったのです。なぜか国産車は眼中にありませんでした。当時WRCに嵌っていたのでトヨタ セリカGT-FOURやニッサン パルサーGTi-R、マツダ 323GT-Rとかもいいなぁと思いましたがなにせ限定車ゆえに価格が高かったり、モノがなかったりでして諦めることに(笑)。それで先の4台の中から購入後のメンテナンスを考慮してフィアットとアウトビアンキのイタ車がアウト、フラ車の2台について当時はプジョーをスズキが、シトロエンをユーノスが正規輸入元として取り扱っていましたから鹿児島でのメンテは両車とも問題はなく、最後の決め手は価格ということで車体価格が200万円を切っていたシトロエンに軍配が上がったというわけです。

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  写真の通りボディカラーはルージュフィリュオという赤色で(他に白色と黒色がありましたがやっぱり赤でしょってことで)全長3,495ミリ全幅1,495ミリ全高1,355ミリで車重770キロのコンパクトなボディに高回転まできっちり回せて、使いきれる最高出力75PS の1.4リットルインジェクションエンジンを搭載。ステアリングはパワーアシストすらありませんが走行中は適度な重さでハンドリングは良好(さすがに据え切り時はつらいですけど)。シートは欧州車の例に洩れず座り心地は良く、長距離ドライヴも楽チンでした。街中での取り回しも良くキビキビ走り、ワインディングに連れ出せば楽しいことうけあいなクルマでしたね。車内は至る所に小物入れがあり、左右のドアポケットには1.5リットルペットボトルを入れることができまして当然のごとくエビアンを入れてました。
  ですが良い所ばかりでもありませんで、国産車では当たり前のエアコンは無く、センターコンソール下にクーラーがあるだけ、それでも車内はそこそこ冷やせましたけど、梅雨時期のフロントウィンドウの曇り取りの時や夏場のオーバーヒート対策でヒーターを入れなければならなかったり、ワイパーが1本しかないので大雨のときはハイモードでも前が見えなかったり、格納式電動ドアミラーならぬ脱落式(ぶつけても倒れることなくミラー自体が落ちる(壊れるとも))手動ドアミラーだったりしましたが、乗ればアバタもエクボとは言ったものでこんなに愉快なクルマは無いなと思ったものでした。(幸運にもドアミラーは脱落させたことはありませんでしたけどね)